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星野源、3年ぶり有観客ライブの歓声に男泣き「一生忘れられない日」「まじでいい誕生日」 - ORICON NEWS

 シンガー・ソングライターの星野源が42歳の誕生日を迎えた28日、横浜アリーナでYELLOW PASS限定イベント『Gen Hoshino presents “Reassembly”』最終公演を開催した。大阪、横浜で計4日間で4万7000人を集めた今回のイベントは、3年ぶりの有観客公演となり、千秋楽では1万3500人の観客の大歓声や声援を浴びて男泣き。「一生忘れられない日になりました」と喜びをかみしめた。

星野源3年ぶり有観客イベント『Gen Hoshino presents “Reassembly”』最終公演より Photo by TAICHI NISHIMAKI

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 星野が年1回発行するオフィシャル・イヤーブック『YELLOW MAGAZINE 2021-2022』に付属するWEBサービス「YELLOW PASS」会員限定イベントは当初、2020年3月に横浜アリーナと大阪城ホールで行われる予定だったが、コロナ禍でやむなく中止に。21年、22年はオンラインで行われ、今回3年越しに有観客でのイベントが実現。1月11・12日に大阪城ホール、27日の横浜アリーナ公演を経て、同所で最終日を迎えた。

 通常のライブとは異なり、前半はライブパート、後半はトークパートで構成。通路から歩いて登場した星野は手を振りながらセンターステージに上がり、歓声と割れんばかりの拍手が沸き起こるなか、「化物」からライブパートをスタートした。バンドメンバーの長岡亮介(Gt)、櫻田泰啓(Key)、武嶋聡(Sax/Fl/Tamb)、三浦淳悟(Ba)、玉田豊夢(Dr)とともに円形になって向かい合うスタイルで気持ちよさそうに歌い、1曲終わるたびに鳴り止まない拍手に、いかにファンもこの日を待っていたかが伝わってくる。

星野源3年ぶり有観客イベント『Gen Hoshino presents “Reassembly”』最終公演より Photo by TAICHI NISHIMAKI

星野源3年ぶり有観客イベント『Gen Hoshino presents “Reassembly”』最終公演より Photo by TAICHI NISHIMAKI

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 「元気だった? みんな」の呼びかけに、観客は拍手と歓声で呼応。久々に聞く歓声に星野は「ちょっと待って、泣きそうなんだけど」と両手をひざにあてて感極まり、サングラス越しに涙ぐむ表情がモニターに映し出された。「皆さん、本当にお待たせしました。本当に会えてうれしいですし、3年待った甲斐があった」と喜びをかみしめ、客席から「おかえりー!」と声をかけられると「ただいま!」と応じ、そっと涙をぬぐった。

 この日は誕生日とあって「誕生日おめでとう!」の声が飛ぶと、「ありがとうございます、きょう誕生日なんです」と満面の笑みでピースサイン。会場は祝福の拍手の嵐となり、「まじでいい誕生日だわ」と大喜び。バンマスの長岡から「やばいね」と声をかけられると「やばいよね、ハハハ」と声を上げて笑った。

 「こんなに長く歌うようになるとは思わなかったし、こういう場所にずっと立てているというのは本当にありがたいなと改めて思いました」と感謝を伝えた星野は、「長く活動していると、たまにご褒美みたいな瞬間がある」と切り出した。

 人気アニメ『SPY×FAMILY』の第1クールエンディング主題歌として書き下ろした「喜劇」がそうだったといい、「もともと好きな漫画の主題歌として書いた曲ですが、僕個人のメッセージが入っていて。今もYouTubeでは世界中の言語でほぼ毎日感想が書き込まれていて、本当にありがたい。国も文化も違っても、想いが伝わるんだなと。すごくうれしく思います」としみじみ。無数のシャボン玉が舞うなか、美しいファルセットを響かせた。

 ライブパート最後の曲を前に、「次で最後の曲です」と伝えると、会場は「エーーー!」の大合唱。星野は「久しぶり! この熟年夫婦のようなやりとり」と声を弾ませ、さらに「やだー!」の声には「うるせぇ!」のお約束も。「うるせぇとか言うのも久しぶり。今日は“うるせぇ”って言える記念日ですよ」「いや〜感慨深い」と喜ぶと、客席が明るく照らし出されるなか「Hello Song」で大盛り上がり。「一生忘れられない日になりました! ありがとう!」と感謝を伝えた星野は、イヤモニを外して歓声を聴き入り、深々と一礼して一旦ステージをあとにした。

■「泣いちゃった」と照れ笑いのトーク、“ニセ明”ステージでフィナーレ

キラキラ衣装をまとったニセ明ステージも=星野源3年ぶり有観客イベント『Gen Hoshino presents “Reassembly”』最終公演より Photo by TAICHI NISHIMAKI

キラキラ衣装をまとったニセ明ステージも=星野源3年ぶり有観客イベント『Gen Hoshino presents “Reassembly”』最終公演より Photo by TAICHI NISHIMAKI

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 共演歴のある上白石萌音宮野真守ハマ・オカモト水谷千重子のVTRコメントに続いて、後半の「謎のトークコーナー」では、司会として星野の盟友、映像ディレクターの山岸聖太氏と放送作家の寺坂直毅氏が登場。山岸氏から「泣いてましたね」といじられた星野は「はい…泣いちゃった。急にブワァーって」と照れ笑い。その後はファンから寄せられた「思い出の誕生日のごちそうは?」「すごいワガママを言うとしたら?」といった質問に答えていった。

 そして、終盤には、星野のライブなどでおなじみのキャラクター、“ニセ明”がセンターステージの下からせり上がりで登場。大きなサングラスをかけ、キラキラ光るシルバーとブラックのド派手なジャケットに蝶ネクタイのコーディネートで、布施明の「君は薔薇より美しい」を熱唱し、大歓声ににんまりした。

 「ニセ、1曲だけオリジナル曲があるんだよ。なぜか販売してないけど」と切り出すと、中止となった3年前のイベント用に準備していたという「REAL」を披露。ラストをためにためたクセの強すぎるステージで沸かせると「3年間温めてた。3年前のリハ映像を見たら、ダサすぎてびっくりした」と自虐して笑わせた。

 「正真正銘最後の曲は、星野くんのカバーを入れました。みなさんもおばけと一緒に踊りませんか?」と呼びかけると、「異世界混合大舞踏会(feat.おばけ)」を歌唱。華やかなエンディングで銀テープが舞い、最後に決めポーズを作ったニセ明は、満面の笑みで白い歯をこぼし、手を振りながらステージ下へと消えていった。

 入れ替わりでステージ下に登場した星野は「声をもらえることで、一緒に歌ってもらえることで、改めて自分は1人ではないんだなって思うことができました」と感激しきり。「すごく楽しかったです。ぜひこれからも星野源をよろしくお願いします。そしてまた、笑顔で会いましょう」と再会を誓うと、通路を歩きながら手を振り、何度も「ありがとう」を伝えてフィナーレを迎えた。

 イベント後には、楽屋から『“Reassembly”アフター(バースデー)パーティー in 横アリ』を生配信。星野とバンドメンバーが感想を語り合いながら、前日の27日に行われたライブパートの厳選映像4曲を届けたほか、星野の誕生日を改めて祝った。アフターパーティーの模様は、2月12日午後11時59分までアーカイブ配信。サブスクリプションサービスでは、セットリストプレイリストの配信も行われている。

■『Gen Hoshino presents “Reassembly”』セットリスト
01. 化物
02. 桜の森
03. ミスユー
04. Present
05. 不思議
06. うちで踊ろう(大晦日)
07. Continues
08. SUN
09. ある車掌
10. 日常
11. 喜劇
12. Hello Song
【NISE AKIRA SHOW】
13. 君は薔薇より美しい
14. 夏のクラクション
15. REAL
16. 異世界混合大舞踏会(feat. おばけ)

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