2023年ワールドカップ(W杯)フランス大会までの続投が決まったラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が29日、東京都内で記者会見し、「大枠で全く違うことをやる気はない」と強化の継続性を強調した。「ラグビーは変わり続ける。自分たちも変わりながら合わせることが必要」と戦術の幅をさらに広げる意向も示した。

東京都内で記者会見するラグビー日本代表のジョセフ・ヘッドコーチ(29日)=共同
母国ニュージーランド(NZ)の代表監督候補にも挙げられながら続投を決めた理由は「日本のことが大好きで、愛している。2つ目はこれまでのように23年まで強化を続けることが必要と感じたから」と説明した。
最近まで母国で休養していたが「日本代表の選手が毎日のようにテレビに出るなどの変化があったことは知っていた。選手のハードワークが証明された」と満足げ。チームのスローガンで昨年の流行語大賞にもなった「ワンチーム」についても「もちろん続ける。それをより良いものにしていく」と話した。
今後の強化点は「W杯ではボールを蹴りすぎて再獲得に苦労する場面があった。そこを磨くことは課題になる」と強調。蹴るときとつなぐときの判断や蹴った後の組織守備などを改善点に挙げた。日本代表は6~7月に国内でウェールズ、イングランドと対戦する。
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January 30, 2020
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ジョセフHC「ワンチーム、より良いものに」 ラグビー - 日本経済新聞
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