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SixTONES松村北斗、コント番組初挑戦に不安も「楽しかった」 内村光良は高地優吾から聞いた印象通り<「LIFE!秋」インタビュー> - モデルプレス

SixTONES松村北斗(まつむら・ほくと/27)が、10日放送のNHKコント番組「LIFE!秋」(総合よる10時~)に出演。同番組初登場となる松村に、収録を振り返っての感想やお笑い遍歴などについて語ってもらった。<インタビュー>

松村北斗「LIFE!」初登場 コント番組初出演

「LIFE!秋」(C)NHK
「LIFE!秋」(C)NHK
座長・内村光良、江口のりこ、じろう(シソンヌ)、田中直樹(ココリコ)、西田尚美といったおなじみのメンバーに加え、今回初出演となる岸井ゆきの、後藤淳平(ジャルジャル)、松村と、和気あいあいとコント収録を行った。

NHK制作統括の小室玲子氏は「もともと役者さんとして気になっていて、『カムカムエヴリバディ』で見せる演技も素晴らしかったので、『LIFE!』にもいずれ出演していただきたいと思っていました。今回出演をオファーしたところ、スケジュールを調整して出ていただけることになりました」と松村が出演することに至った経緯を説明。「以前、上白石萌音さんや川栄李奈さんにも出演していただいて、今回は松村さんということで、意識はしていなかったのですが『カムカムエヴリバディ』のキャストがたまたま続いています」と明かした。

コント番組初出演となる松村は、サッカー選手から、「機動戦士ガンダム」のオマージュ、映画「トップガン マーヴェリック」の登場人物など、いろいろな扮装にも挑戦している。

松村北斗、不慣れなコント「家で一人で立ち稽古」収録の手応えは?

― まずは出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

松村:出演が決まった時は、とても驚きました。これまでに上白石萌音さんや川栄李奈さん、西田尚美さんなど、「カムカムエヴリバディ」でご一緒していた方がたくさん出られていたので、僕は「カムカムの人たちいっぱい出てる~!いいな~」と思いながら、自分が出させていただくなんて期待もせずに見ていたのですが、その波がこちらまで届いたような気がしてビックリしました。

― 松村さんはコント番組に初出演とのことですが、もともと番組に出演したいという思いはあったのでしょうか?

松村:舞台などでコントをすることはあったのですが、コント番組でしっかりコントを収録するというのは初めてでした。もちろん長く続いている番組なので見させていただいていたのですが、お話を聞いた時は「どうしよう」「どうやったらいいんだろう」と不安になりました(笑)。

― 台本を読んだ時は率直にどう思いましたか?収録を終えた感想も教えてください。

松村:僕みたいにこうやって突然参加した出演者に対しても、すごく優しくて説得力のある台本だなと感動しました。セリフがたくさんあったらどうしようと思っていたのですが、そこまで多いわけではなかったので、一言一言をどういう感じで言おうか考えられる時間があって安心しました。ものによってはオチを一言だけやらせてもらえたりして、実際の現場も温かくて優しい現場でした。「トップガン」のコントは、僕がどうやったらその世界観にハマるんだろうと想像でやるのが難しかったです。

コントは慣れていないことだし、普段テレビでは見ていても作り方は全く知らなかったのですが、プロの方たちに囲まれると気づいたらどんどん現場が進んでいて、その感覚も面白いし、もちろんコント自体も面白くて、ものが作られていく瞬間に立ち会えているのがすごく楽しかったです。

― 手応えはいかがでしたか?ご自身の殻を破った瞬間はありましたか?

松村:僕ができることなんてたかが知れているので、殻を破ったというようなことはないですが、もし次もコントのお誘いをいただく機会があったら、今日よりは少し気持ちが軽く挑めそうだなと感じました(笑)。「LIFE!」の現場だからこそかもしれないですが、意外とコントって温かいんだなと知ることができたので、とても良い時間でした。

― 松村さんの中で、コントに対する新しい発見は他にありましたか?

松村:カツラを被ったり、ジオン公国軍の服を着たり、体に飛行機をくっつけたり(笑)、偶然にもコスチューム的なものが多かったことです。なかなか普段のドラマや映画にはない、ここでしかできないようなシチュエーションだったので、すごくワクワクしました。

― コントは楽しかったとのことですが、逆に大変だったと感じたことはありましたか?

松村:台本に頼って、自分が思うキャラクターを素直に演じていけばいいと思いつつ、不安だったので「とりあえず立ち稽古してみるか」と、珍しく家で、一人で立ち稽古をしました(笑)。ドラマや映画だと家でセリフを練習することはあまりなくて、違うことに時間を使うのですが、今回はまず緊張や不慣れを取り払うことが先でした。

設定を固めすぎると焦ってしまうので、頭の中で全体の流れと自分のセリフの一個前くらいまでは覚えておいて、毎回なんとなく違う動きを想定して目をつぶって、情景を思い浮かべながら自分のセリフを言う…みたいな感じで練習していました(笑)。

内村光良・田中直樹らとコント共演「安定感ってこれなんだな」

― 座長の内村さんの印象と、実際にコントで共演してみていかがでしたか?

松村:内村さんはもともとうちのメンバーの高地(高地優吾 ※「高」は正式には「はしごだか」)が別の番組で十何年もお世話になっているので、まずその話をしました。いつも高地から聞いていた話も相まって、内村さんは父親のような大きさと優しさのある理想の方という印象があったのですが、実際にお会いしてもそのイメージは変わりませんでした。やっぱりコントに入るとすごく頼もしいと思えるような方でした。

― 今回、ココリコの田中さんやジャルジャルの後藤さんとの絡みも多かったと思うのですが、お二人との共演はいかがでしたか?

松村:今回の収録で最初にご一緒したのが田中さんだったのですが、やっぱりベテランの方なので、コントの安定感ってこれなんだなと思わされました。田中さんはドラマや映画にも出られている方というのもあって、不思議な空気を纏っていたのですが、裏では話しかけてくださって、とてもにこやかな方で驚きました。

後藤さんとは待ち時間が一緒だったので、結構話しました。最初に後藤さんから話しかけていただいたのですが、後藤さんは朝ドラがすごく好きらしくて、「カムカム」を見てくださっていて、いろいろ聞いてくださって嬉しかったです。僕も「カムカム」の裏話をしたりして、会話が弾んで、楽しい時間を過ごさせていただきました。

松村北斗のお笑い遍歴 最近はYouTube視聴も

― 松村さんはオードリーのラジオがお好きだというお話はよくされていますが、これまでどのようなお笑い番組にふれてきたのでしょうか?松村さんのお笑い遍歴をお聞かせください。

松村:昔を遡れば、「エンタの神様」「爆笑レッドカーペット」など王道なお笑い番組はひと通り見ていました。最近だといろいろな芸人さんや、芸人さんの事務所のYou Tube公式チャンネルがあって、コントや漫才の動画が投稿されているので、好きな芸人さんのYouTubeはよく見ています。

― 好きなジャンルのコントや漫才はありますか?

松村:僕はお笑いに関しては素人なので、面白いなと思ったものを純粋に楽しんでいるのですが、中川家さんやシソンヌさんなど、シチュエーションをしっかり組んだコントが好きで、シソンヌさんのお料理教室のコントは特に好きです(笑)。それこそオードリーさんのような漫才スタイルもすごく好きですし、ジャンルは問いません。ひとつ面白いネタを見つけたら、他のネタもいくつか見たりします。

― 最後になりますが、今回の松村さんのコントを、SixTONESのメンバーからはどんな反応がいただけそうですか?

松村:僕が何かの作品に出させていただくと、わりと「あれ見たよ」と感想を言ってくれることが多いのですが、面白いことがすごく好きなメンバーなので、いつもよりもリアクションがもらえそうです。会話が弾みそうだなと期待しています!

― 放送を楽しみにしています。ありがとうございました!

(modelpress編集部)

松村北斗(まつむら・ほくと)プロフィール

1995年6月18日生まれ。静岡県出身。2009年、ジャニーズ事務所に入所。2012年4月、ドラマ「私立バカレア高校」(日本テレビ)で俳優デビュー。2020年1月22日、SixTONESとしてCDデビュー。2021年度後期NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演。声優初挑戦を務めた映画「すずめの戸締まり」が、2022年11月11日に公開を控える。

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