ヤバＴ、自分たちの過去ライブ動画を配信しようとして著作権に引っかかり話題…台風中止ロッキン代替で計画 - スポーツ報知

　ロックバンド「ヤバイＴシャツ屋さん」が１３日に出演予定だったが台風接近のため中止となった「ＲＯＣＫ　ＩＮ　ＪＡＰＡＮ　ＦＥＳＴＩＶＡＬ　２０２２」の代替として、過去ライブ映像を配信しようとしたところ著作権に引っ掛かってブロックされたことが話題となっている。

　ヤバＴは「ヤバイＴシャツ屋さんは本日１６時３５分からＧＲＡＳＳ　ＳＴＡＧＥに出演予定でしたが台風で中止に。悔しすぎるので今日やる予定だったセットリストの過去ライブ映像を１度きりでＹｏｕＴｕｂｅに」と公式Ｙｏｕｔｕｂｅで配信を計画した。

　そして迎えた午後４時３４分。公式ツイッターに「トラブル！！！」と発信。公式Ｙｏｕｔｕｂｅには「この動画にはＵＭＧさんのコンテンツが含まれているため、著作権上の問題で権利者によりブロックされています」と表示された。

　予想外の事態にファンが「ロッキン中止になったからファンへのサービスで自分達の曲を流そうとしたら著作権に引っかかったヤバＴ草」とツイートすると、公式ツイッターも「きつい」と引用リプライで反応。その後、各種の問題を解決の上、午後５時１０分から動画が配信された。

　その際に、前日のリハーサル時のスタジオで収録したメッセージ動画を冒頭で流し「このまま何もしないというのは悔しいので、みなさまにロッキンでやる予定だったセトリのライブ映像を見ていただこうかな、と。果たしてそんなことは可能なのかな。いろんな権利とかあるので、映像には。できるかわからないまま言っていますが、できることなら最新ライブＤＶＤの映像を１回限りで」などと説明していた。

　結果的に予想していたトラブルがまさかの的中となり、こやまたくやは自身のツイッターに「著作権は俺たちのことを守ってくれるけど、時に苦しめられることもあるんやなあ」とつぶやいていた。

　幾多の困難を乗り越えて実現した１回限りの配信動画には１万人以上が集まる盛況ぶりで、計１１曲の動画をつなげる編集でコメント欄やツイッターは大盛り上がり。８月２５日に日本武道館で行われるワンマンライブに向けたＰＲを動画の片隅に入れてアピールした。

　そしてツイッターではハッシュタグ「#RIJF2022ヤバT」が世界トレンド１位に。１回限りだった配信も急きょ同日夜まで配信されることになった。

Adblock test (Why?)