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「湘南の自然」香るスリッパ 寝る前に履いて「良い睡眠」を 平塚の異業種3者が開発 - 東京新聞

香りがするスリッパを開発した(左から)舘岡さん、升水さん、飯干さん=平塚市で

香りがするスリッパを開発した(左から)舘岡さん、升水さん、飯干さん=平塚市で

 平塚市で異業種の三事業者が知恵を集め、「自然豊かな湘南ひらつか」をイメージしたアロマオイルの香りが漂うスリッパ「スリープフル・シューズ」を開発した。新型コロナウイルス感染症が広がる中、「寝る前に履いてリラックスし、良質の睡眠をとってストレス軽減や免疫力向上を」とPR。七日から販売する。

 個性的な一品は事業者がそれぞれの技術や資源を生かして新しい事業や商品を考える「市産業間連携ネットワーク」から誕生した。生活用品販売「鍋屋商店」の升水宏樹さん(51)が声を掛け、生活雑貨のデザインから製造を手掛ける「アーバン」の飯干忠さん(70)、マイクロカプセルの特殊印刷技術を持つ「日本カプセルプロダクツ」の舘岡祐幸(ひろゆき)さん(48)が応じた。

 スリッパはかかと部分を立ててもつぶしても履けるバブーシュ型。香りが詰まった無数のマイクロカプセルがかかとの生地裏側に印刷してあり、いずれの履き方をしても、直径五ミクロン〜十ミクロン(一ミクロンは一ミリの千分の一)のカプセルがつぶれて香りが広がる。寝る前の一〜二時間の利用で、香りは三カ月以上続くという。

 昨年、舘岡さんらネットワークメンバーが発案した「バラの香りがする傘袋」が好評で、升水さんは「うちの売りであるスリッパにも応用できるのでは」と舘岡さんと飯干さんに相談。「良質な睡眠」につながる香り、色、デザイン、履いたときの肌触り、保湿性を吟味した。

 香りの原料は、サイプレス、クローブ、ユーカリ、ロサリナなどをブレンド。十数種類の候補から「平塚の豊かな自然が感じられ、森林浴をしている気分になれるものに決めた」と升水さん。「コロナ禍で家にいる時間が増えた。幸福感のある暮らしを提案したい」と説く。

 サイズ二四・五センチ、三千百九十円(税込み)。限定八十足。

 問い合わせは、鍋屋商店=電0463(21)0206=へ。 (吉岡潤)

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December 07, 2020 at 04:51AM
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