日経トレンディは4月号で「新定番ガジェット全比較」という特集を組んだ。その中から「ミドルレンジスマホ」について紹介しよう。
2019年10月1日に施行された改正電気通信事業法により通信料金と端末代金の分離が義務化。「月々サポート」のようなキャリアサービスの継続利用を条件とした割引が無くなり、通信料金と端末代金が従来よりも分かりやすく明示されるようになった。
しかし、結果として10万円を超えるスマホが激増。そこでキャリアの乗り換えや機種変更にコストをかけたくないという人にお薦めするのが、手ごろな価格で購入できるミドルレンジクラスのスマホだ。
初代iPhoneの登場から10年以上が過ぎ、スマホの基本的な技術は既に十分成熟しているため、現状ではミドルレンジの製品でも日常的な使用において何の問題も無いレベルに達している。
最新の3次元(3D)ゲームや4K動画、仮想現実(VR)などを楽しみたいといったニーズでなければ、使用感はハイエンドモデルとほとんど遜色無い。ただ、昨日紹介したハイエンドスマホで取り上げたような「マルチレンズ」や「ワイヤレス充電」「有機ELディスプレー」など、スマホの最新トレンドを取り込んでいるモデルはやはりまだ少ない。
紹介するミドルレンジモデルのうち、ワイヤレス充電に対応しているのは「TORQUE G04」(京セラ)、有機ELディスプレーを搭載しているのは「Pixel 3a」(Google)だけだ。
ではミドルレンジで選ぶならどのスマホがベストか。
ハイエンドモデル並みのスペックで機能が最も充実しているのが「AQUOS sense3 plus」(シャープ)だ。約6.0型の大型液晶を搭載し、メモリー(ROM)は128GBと大容量。4000mAhのバッテリーを採用しているのも頼もしい。背面にあるデュアルレンズカメラでは、16mm相当(35mmフィルム換算値)の超広角撮影も可能だ。ROMは64GBと半減するが、高音質コーデック「aptX HD」に対応したパイオニア製イヤホンが標準で付属する兄弟機「AQUOS sense3 plus サウンド」(シャープ)も候補になる。
AQUOS sense3 plusと同じくスペックが高く、さらにハイエンドモデルに匹敵するカメラ機能を併せ持つのが「HUAWEI P30 lite Premium」(ファーウェイ・ジャパン)だ。焦点距離17mm相当の超広角レンズと標準レンズに加え、被写界深度測定用レンズを搭載。トリプルレンズ仕様で背景をぼかしたポートレート撮影なども可能で、カメラ機能を最優先するのなら第一の選択肢になる。
ただ、今回紹介したミドルレンジモデル9製品の中で唯一、「日本標準仕様」ともいえる「防水・防じん」や「おサイフケータイ」に対応していないことがネック。
同じ3万円台なら大画面で機能が充実する「LG style2」(LGエレクトロニクス・ジャパン)も検討したい。
(注)端末価格は支払総額(税込み。2月中旬時点)。端末を分割払いで購入し、指定期間後にキャリアへ返却(もしくは買い取り)する各種サービスは考慮していない。
(ライター 朝岳健二)
[日経トレンディ2020年4月号の記事を再構成]
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April 03, 2020 at 03:12PM
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