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VCTRADEとCoincheckはどっちが良い?機能や手数料、評判を徹底比較! | 仮想通貨コラム | 仮想通貨の比較・ランキングならHEDGE - 金融・投資情報メディア HEDGE GUIDE

日本国内の仮想通貨取引所が増加する中、ここ最近はディーカレットや楽天ウォレットなどの金融機関のノウハウを持った企業が仮想通貨業界に参入するケースが増えてきました。

VCTRADEはSBIグループが培った金融業としてのノウハウを活用し、運営やセキュリティ確保に取り組んでいる仮想通貨取引所です。VCTRADEでは、SBIグループが国際送金ソリューション提供する米リップルと協業していることもあり、XRPを中心としたサービス展開が行われていることが特徴です。

同様に金融機関をグループ会社にもつ仮想通貨交換業者の中で有名な取引所のひとつにマネックスグループ参加のCoincheckがあります。2018年4月にマネックスグループ株式会社によって完全子会社化されたCoincheckは、仮想通貨を貸し出して貸借料を得る「貸仮想通貨サービス」や毎月仮想通貨を自動で積み立てる「Coincheckつみたて」といったユニークなサービスを提供していることで人気を博しています。

ここではCoincheckとVCTRADEについて、特徴や機能、手数料、サービスなど徹底比較して解説します。自分にあった仮想通貨取引所を選ぶ際の参考にしてください。

目次

  1. SBIグループが運営する「VCTRADE」とは?
    1-1. XRPを活用したエコシステム構築に意欲的な仮想通貨取引所
    1-2, NASDAQマッチングエンジン搭載のVCTRADE Pro
    1-3. SBI VCトレード独自のハードウェアウォレット
  2. マネックスグループ子会社の「Coincheck」とは?
    2-1. 取り扱い仮想通貨は11種類で国内最多!
    2-2. 長期投資向けサービス「貸仮想通貨サービス」「Coincheckつみたて」が利用可能
    2-3. ダウンロード数250万件突破のスマホアプリ
  3. VCTRADEとCoincheckの取扱通貨・手数料を徹底比較!
    3-1. 取り扱い仮想通貨
    3-2. 各種手数料
    3-3. セキュリティ対策
  4. まとめ

①SBIグループが運営する「VCTRADE」とは?

VCTRADE
SBIグループ子会社SBI VCトレード株式会社は、2018年6月4日に販売所形式の現物取引サービス「VCTRADE」をスタートし、2019年7月31日には取引所形式の「VCTRADE Pro」もオープンしました。SBI VCトレードの口座開設者はどちらのサービスも無料で利用できます。

1-1. XRPを活用したエコシステム構築に意欲的な仮想通貨取引所

SBIグループは国際送金ソリューション提供する米リップルと協業しており、XRPを活用したエコシステムの構築に取り組んでいます。また、SBIグループの創業者でSBI VCトレード代表の北尾吉孝氏がリップルの株主を務めている他、SBIはリップル社とのジョイントベンチャーを設立するなど送金に関する分野での協力関係を年々強めています。こうした背景もあり、VCTRADEでは他取引所とは異なりXRPを中心としたサービス展開が行われていることが特徴です。

1-2. NASDAQマッチングエンジン搭載のVCTRADE Pro

取引所形式のVCTRADE Proでは、ビットコイン(BTC/JPY)、イーサリアム(ETH/JPY)、XRP(XRP/JPY)の3つのペアを取り扱っています。VCTRADE Proでは証券取引のようにオーダーブックによる仮想通貨取引が可能なので、株取引でも利用される板取引の形式で仮想通貨取引をしたいトレーダーにおすすめの取引プラットフォームとなっています。VCTRADE Proは圧倒的な約定処理能力を誇るNASDAQマッチングエンジンを搭載しており、マーケットの値動きが激しい場合でも、発注を逃さないスムーズな取引を実現します。またチャートや板情報、発注ボードなどの画面構成を自由に配置できます。

1-3. SBI VCトレード独自のハードウェアウォレット

SBI VCトレードは仮想通貨を保管するカード型のハードウェアウォレット「Cool X Wallet」をユーザーに提供しています。SBI BITS社製のCool X Walletは、マルチカレンシー(BTC、ETH、XRP)型で専用スマホアプリとペアリングができます。Cool X Walletは仮想通貨の入出庫に必要な秘密鍵を暗号化し、カードの中にオフライン(インターネットから切り離された環境)で管理します。万が一カードを紛失したり、ロックがかかった場合には、Cool X Walletカスタマセンターに連絡することでサービスの利用を停止出来ます。仮想通貨初心者にとっても安心して利用できるでしょう。

②マネックスグループ子会社の「Coincheck」とは?

Coincheck
Coincheckは、コインチェック株式会社が2014年8月に運営をスタートした仮想通貨取引所サービスです。Coincheckは複雑になりがちな仮想通貨取引アプリケーションの中でも、初心者にとっても見やすく直感的に使いやすいインターフェースを提供して人気を博しました。コインチェック株式会社は、2018年4月にマネックスグループ株式会社によって完全子会社化されています。

2-1. 取り扱い仮想通貨は11種類で国内最多!

Coincheckは「販売所」と「取引所」で仮想通貨の売買サービスを提供しています。取引所はビットコインのみの取り扱いですが、販売所はビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメンと国内の仮想通貨取引所の中で最多11種類を取り扱っています。販売所ではBTC建てでアルトコインを購入できるので、ビットコインがある程度値上がりしたら、目ぼしいアルトコインに一部を交換しても良いでしょう。

2-2. 長期投資向けサービス「貸仮想通貨サービス」「Coincheckつみたて」が利用可能

Coincheckには、自分が所有している仮想通貨を貸し出して最大年利5%を仮想通貨で獲得できる貸仮想通貨サービス「貸仮想通貨サービス」があります。貸仮想通貨は仮想通貨の保有量を確実に増やすことができるので、トレードをせずに仮想通貨を運用したいと考える人におすすめです。

また、Coincheckは月々1万円から定期的に仮想通貨投資ができる「Coincheckつみたて」を提供しています。銀行口座からの日本円入金や、仮想通貨の購入を自動で手数料無料で行われるため、相場を気にせずに長期投資ができます。Coincheckつみたてはビットコインのみの対応ですが、対応通貨は順次拡大されていく予定となっています(2020年1月時点)。

2-3. ダウンロード数250万件突破のスマホアプリ

Coincheckのアプリからは販売所へアクセスして仮想通貨を購入できます。それに加えて、レンディングサービスへのアクセス、仮想通貨の自動積立て、Coincheckの電気・ガス料金の支払いサービスなどを一元管理できることも特徴です。Coincheckはユーザー間でコミュニケーションが取れるチャットサービスをいち早く提供しました。こうした取り組みもあって、Coincheckのアプリは2019年7月にアプリダウンロード数は250万を突破しています。

③VCTRADEとCoincheckの取扱通貨・手数料を徹底比較!

3-1. 取り扱い仮想通貨

VCTRADE Coincheck
販売所 ビットコイン
イーサリアム
XRP
ビットコイン
イーサリアム
XRP
ビットコインキャッシュ
ライトコイン
リスク
イーサリアムクラシック
ファクトム
ネム
モナコイン
ステラルーメン
取引所 ビットコイン
イーサリアム
XRP
ビットコイン

3-2. 各種手数料

VCTRADE Coincheck
取引手数料 取引所:なし
販売所:スプレッド手数料
取引所:なし
販売所:スプレッド手数料
最小注文数量(BTC) 500円相当 500円相当
日本円出金手数料 50円(住信SBIネット銀行なら)
160円(他行3万円未満)
250円(他行3万円以上)
一律407円
仮想通貨出金手数料 無料 BTC:0.001BTC
ETH:0.01ETH
XRP:0.15XRP
ETC:0.001ETC
LSK:0.1LSK
FCT:0.1FCT
XEM:0.5XEM
LTC:0.001LTC
BCH:0.001BCH
MONA:0.001MONA
XLM:0.01XLM

3-3. セキュリティ対策

SBIホールディングスはグループ会社で約800万口座の顧客基盤を支えるサービス提供体制が整った大手金融機関です。SBI VCトレードでは、グループ企業で培ったノウハウやシステムはもちろん、仮想通貨交換業者として必須となるSSL、マルチシグ、コールドウォレットなどのサイバー攻撃対策や資産の分別管理などの対策が講じられています。

Coincheckは東証一部上場企業であるマネックスグループ株式会社の子会社となって以来、国による規制や管理体制強化のための体制構築やセキュリティ対策の強化に努めています。また、マネックスグループ株式会社は透明性を高めてユーザーに安心して取引してもらうために、Coincheckの財務情報を開示しています。

VCTRADE Coinchec
仮想通貨のコールドウォレット保管
マルチシグネチャでの秘密鍵管理
顧客資産(仮想通貨・日本円)と取引所資産の分別管理
2段階認証
フィッシング対策 EV SSL証明 EV SSL証明
内部犯行対策 モニタリングやシステム監視 内部規定を制定
マネーロンダリング対策と顧客確認

※2020年2月時点の情報となります。最新情報に関しては上記サイトをご覧ください。

④まとめ

仮想通貨取引業者を選ぶ際にコンプライアンス体制やセキュリティ対策が整備されているかどうかは大切なポイントです。VCTRADEとCoincheckはどちらも財務基盤の安定した大企業のグループ会社なので、安心して取引できる体制が整っています。

取扱い銘柄や取引サービスの機能や、各種手数料などは異なる部分があります。アルトコインを取引したい時にはCoincheck、高機能システムを活用して取引したいならVCTRADEなど、用途に応じて使い分ける方法もおすすめです。特に、Coincheckは24時間取引が可能ですが、VCTRADEの取引時間は午前7時から翌日午前6時までの23時間(残りの1時間はメンテナンス時間)に限定されている点も重要な違いです。

また、VCTRADEはスマホアプリを提供していないため、ウェブブラウザから取引ツールを開いて操作することになります。仮想通貨取引をスマホから管理したいという方にはCoincheckがおすすめでしょう。両社のスマホでの使いやすさはニーズによって異なってきますが、どちらの取引所も口座開設は無料でできます。仮想通貨取引所はひとつを使うよりも複数の取引所で資産を分散し、有事はもちろんメンテナンスで利用できない際などでも取引ができるようにしておくことがおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。
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