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「Xperia 1」はここ数年では最高の仕上がり|ベストバイ2019 - Engadget 日本版

旅人ITライター中山です。昨年と同じく「『今年のベストバイ』で記事をお願いします」と頼まれました。昨年はコレ!と推せる買ったものがなく、「ワーストバイという切り口なら」ということで原稿を書いたら、結構批判を浴びました。そりゃそうですよね。反省してます。しかもほかのライターさんの記事を見たら、買ってないアイテムをベストバイトして紹介してたり・・・・・・それでいいなら候補はあったのに! とも思いましたが、やはり「ベストバイ」は「オレも買うからキミも買え」の精神ですよね。前置きはこれくらいしにして、今年は「ベストバイ」と推せるアイテムがあります。それが「Xperia 1」。昨年「ワーストバイ」として取り上げたのが「Xperia XZ2 Premium」なので、「去年の罪滅ぼしか!?」と思われてしまいそうですが、違います。ここ数年で購入したスマートフォンとしては、段違いで気に入ってます。

■Engadgetベストバイ2019
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Engadgetのライター陣が2019年にベストだと思ったスマホやカメラ、デジタルガジェットを一挙紹介するベストバイ企画を展開中です。年末年始のお買い物の参考にドウゾ!ベストバイ記事の一覧は下記のリンクからご覧いただけます。
https://japanese.engadget.com/latest-reviews/

Xperia1
▲21:9のアスペクト比が特徴で、映画などの視聴にピッタリのXperia 1

まず気に入ったポイントは、軽量薄型であること。最近のハイエンドスマホはカメラ機能など性能は高いですが、結構大きくて重たいモデルが多い。これは「Xperia XZ2 Premium」をワーストバイとして理由にも通じるのですが、本体重量が200gを超えるモデルは、どんなに性能が良くても手に持ってみるとズシリと重さを感じてしまい、自分としてはイマイチ評価です。その点Xperia 1は180gで縦長とはいえバランス良く持てます。

Xperia1
▲ガラスフィルムを貼った状態でも実測で186g

それと21:9というディスプレーのアスペクト比が絶妙です。スマートフォンの通信プランを大容量タイプに切り替えたこともあって、最近は移動中にYouTubeを観ることも多いのですが、横位置にして全画面で観るのではなく、画面分割してYouTubeを観ながら別のことをするケースが多いです。21:9だと画面分割しても十分な表示範囲があるので問題なく操作できるのがポイント。たとえばTwitterやFacebookをチェックしたり、メールを確認したり、地図アプリでルートを検索したりと大変使い勝手がいいです。

Xperia1
▲移動中のYouTube視聴は画面分割がちょうどいい

カメラにも本腰を入れてマルチレンズを搭載としたのも高評価。超広角から標準、望遠と揃っていて、しかもすべてが1220万画素で統一されているのも◎。DXOMARKのスコアこそ振るいませんでしたが、そこまで画質が悪いわけではなく、最近のCGのような仕上がりになるスマホカメラより自然な写真が撮れます。フォーカススピードも速く、カメラとしての使いやすさは抜群です。

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▲トリプルレンズカメラでの撮影が楽しい

また新しく搭載された「Cinema Pro」もかなり楽しい。映画のような映像が撮影できるアプリですが、実は同業のなかでも評価が分かれている機能です。というのも本格的すぎてわかりにくいんですよね。ただ理解してちゃんと使えば、ハイアマチュアが制作するようなショートムービーはXperia 1での撮影だけでOKなのではと思えるほど。

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▲使い方を理解すると動画撮影が楽しくなる「Cinema Pro」

ただしカメラ関連ではいくつか不満点もあります。たとえばせっかく超広角レンズを搭載しているのに、デジタルズームは標準以上から。動画撮影時も超広角と標準&望遠は録画スタート時にどちらかを選ぶ必要があります。ほかの3眼以上のスマートフォンは超広角からズームが使えるのでちょっと残念。

それとCinema Proを使うような本格撮影をする場合、電動ジンバルを使いたいところですが、大抵の電動ジンバルは超広角レンズを使用するとジンバルの軸が映り込んでしまいます。ここも残念と言えば残念。

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▲電動ジンバルにも裏表逆に装着すれば超広角レンズで撮影できますが、これではちょっとね

それとCinema Proを搭載するなら動画編集までXperia 1でしたかった。新たに動画編集アプリを開発するのは難しいと思うので、Adobeと協力して「Premiere Rush」を使えるようにしてくれれば、撮影したあとも楽しめるのに。

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▲「Premiere Rush」はXperia 1(SO-03L)には非対応

サイズやディスプレー関連の使い勝手はキープコンセプトのまま、カメラ機能と撮影後の楽しみ方をさらにアップデートしたXperia 1の後継モデルが来年登場すれば、「ベストバイ2020」として紹介できるかもしれません。

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