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ギズモード・ジャパンの中の人が選ぶ「2019年ベスト映画」 - GIZMODO JAPAN

今年も名作がたくさん。

映画館のでっかいスクリーン、でっかいサウンドで、物語にどっぷり没入するのは、ストリーミング配信を観るのとはまったく別種の体験です。別腹だよね〜。

今回は、映画館に足しげく通うギズの中の人たちに、「2019年で最もよかった映画作品」を選んでもらいました。

一部ネタバレありの感想があります。見出しに記載しましたので、未見の方はご注意ください!

『アクアマン』

Video: ワーナー ブラザース 公式チャンネル/YouTube

正直とても悩みました。今年公開された映画は大好きな作品が本当に多かったので…。ですが、1つ選べと言われたら間違いなく推すのは『アクアマン』です。全体的に映像がとんでもなく美しいんですが、海中バトル炸裂のシーンなんかもう呼吸ができないほど素晴らしくて何十回見ても飽きません。

初めて本編を見たときの興奮は今でも覚えています。多くの豪華俳優陣が出演している事にも驚きましたが、ニコール・キッドマン演じるアトランナは、個人的に一生仕えたいくらい美しく最強な女王です。また、ウィレム・デフォー演じるアクアマンの師匠ことバルコもまた痺れるほどかっこいいんです。彼のスピンオフなんて実現したら何回劇場に足を運ぶか分かりません。あとは、本作の監督を務めたジェームズ・ワンはホラーやスリラーの分野が得意なだけあって深海でモンスターから逃げるシーンは彼の強みが出ていて強く印象に残っています。

DC映画のいいところは、基本的に予備知識ゼロで楽しめるところです。アクション映画を見てスカっとしたい人も、魚好きも、映像美好きにも自信を持っておすすめできる作品です。きっと本編を見た後は、こんな映画見たことない!ってなると思いますよ。

(はらいさん)

『アベンジャーズ/エンドゲーム』

Video: ディズニー・スタジオ公式/YouTube

今年はスター・ウォーズもマーベル映画も壮大な一区切りを見せてくれちゃったので、正直なところ選ぶ事ができないのですが、まぁスター・ウォーズは改めてレビューを出しますのでここでは『アベンジャーズ/エンドゲーム』を選んでおきます。

見てない人のために簡単に説明すると、『エンドゲーム』は前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で狂えるタイタン人のサノスが無限のパワーを持つインフィニティ・ガントレットを完成させてしまい、全宇宙の生命の半分が消されてから5年後が舞台で、メインのストーリーはアベンジャーズの生き残ったメンバーは家族や仲間を失った苦しみを乗り越えて団結し、時間を遡りインフィニティ・ガントレットの完成の阻止を試みるというものでした。

今作は『アイアンマン』から始まった、約11年にも渡って展開されてきたストーリーに大きく区切りをつける作品であり、そのマーベル映画の追い続けてた者としては最高に嬉しいところも、悲しいところもあって色々な気持ちが湧き出てくるものでした。とりあえずこの締めくくりを劇場で見れただけでもなんか達成感/満足感があるわけですよ。

だから単体の映画として本当に評価できているかかなり自信がないわけですが、それでも11年紡いできた物を総決算するっていう超難題をこなしつつ、11年間で世界中の人々を魅了してきた凄まじい数のヒーローを描いて(上映時間という制約の中で一定の)活躍をさせ、しかも絵的にもカッコよくって、とりあえず一旦「終わったな!」という気持ちにさせてくれるあたり、本当に凄い。

シネマじゃないと言われようと、今年の最高な映画でしたよ。

(傭兵ペンギン)

『スペシャル・アクターズ』

Video: 松竹チャンネル/SHOCHIKUch/YouTube

インタビューをしたからでも、試写会に呼ばれたから忖度しているわけでもありません。あまりにも面白くてハッピーになれる作品だったから、試写会の帰りの電車の中でママ友に連絡して公開日初日に一緒に観に行こうと誘ったほど気に入りました。その魅力を伝えたくて、他の友達にも宣伝しまくりました。絶対に気に入ってもらえるという確信があったからです。映画の好みは人によってそれぞれなので、私が直接誰かを誘うことは滅多にありません。(私の好みはホラーですしね)。だから、そんな風に自分にいつもと違う行動をさせたという意味でも『スペシャル・アクターズ』は今年1番です。

(中川真知子)

【ネタバレあり】『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』

Video: ワーナー ブラザース 公式チャンネル/YouTube

『ジョーカー』と迷いましたが、『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』を推したいと思います。これは前後編の2作品から成る大作ホラーで、1990年の『IT』のリメイク。原作者のスティーヴン・キングもカメオ出演しています。

前編はいじめられっ子の冴えない少年少女たちが、謎の人食いピエロであるペニーワイズと追い詰めることに成功。そして後編は大人になった彼らが、復活したペニーワイズにちゃんとトドメを刺します。

実は前編は、どうしても1990年度版と比較してしまったため、世界的な大ヒットと裏腹に個人的な評価はイマイチだったんです。なーんか中だるみしていたのと、特にペニーワイズが踊るシーンが爆笑モノだったので、もういろいろ吹っ飛んでしまったのでした。ですが後編はジェームズ・マカヴォイやジェシカ・チャステインといった実力派俳優の安心感や、物語が収束に向かうスリルやスピード、それに前編ほどではないものの、内心ちょっと期待していた唐突な爆笑ポイントもあり、1990年度版とはちょっと違うトドメの刺し方も納得できるものでした。

できるだけ前編、それに1990年度版も見ておいた方が良いのでハードルは高いかもしれませんが、VFXも凄いですし、ホラーのエンターテインメントとしてお勧めしたい1本です。

(岡本玄介)

【ネタバレあり】『天気の子』

Video: 東宝MOVIEチャンネル/YouTube

話題になりまくっていたのに、まさかの思いっきり期待を裏切ってくれた映画ということで意外でした。

ボクは台風15号の迫る週末に見に行って、どうせファミリーで楽しめる、お天気よくなってよかったね感で見ていたら、まさかのエンディング…えっ、東京が水没してるじゃない? その後、台風が直撃して我が家は雨漏り! 次の台風19号のときは、隣近所で一斉に近くの中学校の避難所で一夜を明かす体験をして、そうか、下手なハッピーエンドじゃない、不気味な現実感が、あの映画の魅力だったのかもと、時間がたつほど感心しています。

いろいろ劇中では明かされない謎も、後々まで尾を引く、これまた意外にも大人向けシリアス映画だったのでしょうか? 須賀さんって、どうして主人公と出会う最初の船に乗ってたの? 奥さんって、なぜ死んじゃったの? もしや晴れ女だった? ただ主人公とヒロインの単純なラブストーリーでは終わらせない、ずっと続く謎解きが、いろいろ潜んでいたようです。

だから、小学生と中学生の子どもを連れて見に行ったのですが、そこまで深くは理解できず、「トイ・ストーリー4のほうがよかった」みたいな、これまた微妙な感想でした。きわどいラブホテルの描写もあったり、実は子どもには見せちゃいけない映画だったり? もう少し大人になってから見直したら、また違った感動があるのかな? あと個人的には、なぜか天空の城ラピュタを思い出すシーンにグッときたりしました。関係なさそうで関係あったりしませんか?

(湯木進悟)

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December 30, 2019 at 04:00PM
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