紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。
高杉真宙が演じる紫式部(まひろ)の弟で、幼名は太郎。勉学が苦手で、文学の才がある姉としょっちゅう比較されている。のんびり、ひょうひょうとした性格。
――演じる人物の印象と意気込み今回紫式部の弟、藤原惟規を演じることになりました。惟規は姉の紫式部や父の為時と違い、勉学への関心はまったくありません。口がうまく、ひらひらとその場をしのぎながら生きていくんだな、という印象です。少し残念な印象のある惟規が、どのような生き方で過ごしていくのか、僕自身も楽しみです。
――大河ドラマ出演歴・思い出など
大河ドラマには11年前に放送された『平清盛』のときに初めて出演させていただきました。当時15歳で緊張して何が何だかわからず、ひたすら目の前のことに一所懸命だったのを覚えています。多くの方がいて、あまりにも広いセットがあって感動していました。
――およそ1000年前の華やかな京都を舞台に演じる楽しみ
好きな漫画の舞台がちょうどこのくらいの時代設定で、和歌などに興味があったので少しでも触れられたらうれしいです。
――古都京都の印象や思い出
伝統的な建物が多く、一人でフラフラと散歩をし、静けさと涼やかな風が流れる京都に時代を感じて、楽しかったのを覚えています。
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