愛する人を突然失ってしまった悠依、魂だけになってもそんな悠依をそばで見守る直木、そして死の真相を追う刑事でありながら、直木の唯一の媒介者として悠依に関わっていく譲。そんな3人が関わり合いながら、“当たり前のことは、決して当たり前ではない”というメッセージを伝えると共に、“その当たり前がどんなに愛おしくかけがえのないものか”を改めて訴えかけるオリジナルストーリー。誰もが、一番愛している人にきちんと「さようなら」を言えないまま、お別れすることになりませんように…。全人類にとって未曾有の事態となった現代。大切な人には今の気持ちを精一杯伝えたい――。
数多くのドラマ・映画に出演してきた井上、佐藤、松山だが、意外にも今回がそれぞれ連続ドラマ初共演となる。突然の死によって、運命が引き裂かれてしまった悠依と直木。そして2人を繋ぐ唯一のよすがである譲。非情な運命とその運命に必死にあらがい、奇跡を起こそうとする3人の姿を中心に脚本家・安達奈緒子が描く。
<井上真央/相馬悠依役>
生きること、死ぬこと、愛することや人を想うこと…いろいろなテーマが詰まったドラマだと思います。 佐藤さん、松山さんとの3人での共演は初めてですが、掛け合いのシーンもおもしろく大切な人を想えるような作品です。オリジナルドラマなので、どのような展開になっていくのか、私自身も楽しみながら演じたいと思います。悠依にとって、大切な存在である直木が突然目の前から姿を消してしまいますが、直木を一途に思う姿や信じようとする姿はとてもピュアです。すてきな作品にしますので、ぜひご覧ください。
<佐藤健/鳥野直木役>
大切な人に想いを伝えられないもどかしさや切なさ、それでも懸命に想いを伝えようとする登場人物たちに胸を打たれました。人から見えない、触れない、人に声を届けられないという特殊な役柄ですが、皆様とこの世界観を形にしていくことが今からとても楽しみですし、やりがいのある役を演じさせていただけることを大変光栄に思います。よろしくお願いします。
<松山ケンイチ/魚住譲役>
このドラマは、突然姿を消してしまった人と残された人のそれぞれの想いが描かれています。僕は台本を読んだときにどっちの立場もいやだと感じたので、やはり今一緒にここにいる瞬間をもう少し大事にしなければいけないなと改めて思いました。僕は悠依と直木の2人を繋ぐという少し特殊な役ですが、楽しんで演じられたらと思います。共演者のみなさんのことを知ることはすごく楽しみなので3人で親睦を深めていき、いい現場にできればいいなと思っています。いろいろな登場人物が出てきて、いろいろな部分で感情移入ができると思います。みなさんの背中を押せるような作品にしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。
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