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綾瀬はるか 人気に陰り?ドラマ、映画の相次ぐ不調で囁かれているコト - goo.ne.jp

「視聴率の女王」「失敗作なし」と言われた綾瀬はるか(37)に大異変が起きている。6月20日、彼女が初めて月9で主演を務めた「元彼の遺言状」(フジテレビ)の最終回は、視聴率8・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯:以下同)で終わった。長谷川博己(45)と映画初共演を果たした「はい、泳げません」も不調だという。おかげで来年1月公開予定の映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」への影響を心配する声も出始めた。

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 下馬評では、4月ドラマの視聴率No.1は月9の「元彼の遺言状」で決まり、とまで言われていた。原作は「このミステリーがすごい!」大賞の大賞受賞作であり、綾瀬と大泉洋(49)の共演も話題だった。民放プロデューサーは言う。

「作者の新川帆立は弁護士(現在は休職中)ですから、法律を熟知したシナリオは緻密で、斬新なアプローチもある。そんな作品で綾瀬を月9初主演させようというわけですから、フジも気合いが入っていました。演出はフジのヒットメーカーで役員待遇のゼネラルディレクターである鈴木雅之氏が務めました。ドラマでは『ショムニ』シリーズやキムタク主演の『HERO』シリーズ、映画では綾瀬主演の『本能寺ホテル』、キムタク主演の『マスカレード・ホテル』も手がけたベテランでした。これ以上ない勝ちパターンの座組と言ってよかった。それだけにフジ社内は、ショックを隠しきれない状態だそうです」

「元彼」の平均視聴率は9・1%と2桁に届かなかった。

興収1億円以下?

「6月10日公開された映画『はい、泳げません』も同様です。『弱くても勝てます』や『ご先祖様はどちら様』などのヒット作で知られる高橋秀実さんの同名エッセイを原作として、『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作さんが脚本・監督を務めました。制作プロダクションは菅田将暉と有村架純で大ヒットした『花束みたいな恋をした』のリトルモアという座組も悪くありませんでした」

 泳げない主人公には長谷川博己、彼を指導する水泳コーチには綾瀬という組み合わせは、大河『八重の桜』(NHK)で夫婦役を演じて以来の共演と話題にもなった。

「宣伝活動も2人で積極的に行い、バラエティ番組にも数多く出演していました。決して派手とはいえない作品のため、綾瀬の水着姿をフォーカスしたポスターでPRもしていたのですが……」

 公開初週に観客動員数TOP10(興行通信社)の9位に登場したきり、その後は圏外に。

「すでにスクリーンにかけている劇場が減ってきています。ひょっとすると興収は1億円にも届かないかもしれないという声も聞きます。製作委員会や関係者一同は落胆しているそうです」

 そんな中、東映は創立70周年記念作品として、「THE LEGEND & BUTTERFLY」を来年1月に公開することを発表した。

20億円の大作

「木村拓哉(49)が織田信長、綾瀬が正室の濃姫を演じる時代劇で、総製作費20億円という大型プロジェクトです。黒澤明監督の『乱』が26億円でした。『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』が10億円程度と言われていますから、いくら時代劇はお金がかかるとはいえ、今の時代では破格と言っていいでしょう」

 制作スタッフだって心強い。

「監督はNHK在職時に『ハゲタカ』や大河『龍馬伝』を手がけ、退職後は『るろうに剣心』シリーズを映画化して大ヒットさせた大友啓史。脚本は映画『ALWAYS 三丁目の夕日』や『コンフィデンスマンJP』シリーズで知られる古沢良太と、いい座組です」

 一般的に映画会社は、製作費の3倍の興収を得て黒字と言われる。

「時代劇で60億円の興収は難しいでしょう。岡田准一が土方歳三を演じた『燃えよ剣』の興収も最終的には12億円でした。キムタクは東映映画の主演は初めてだそうですが、信長役は初めてではありません。98年にTBSで放送された単発ドラマ『織田信長 天下を取ったバカ』で演じています。もっともこの時は、若き日の信長を演じただけでした。信長が本能寺の変で自害したのが49歳ですから、今回はそこに目を付けたのかもしれません」

 キムタクも今期のドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日)は不調で、平均視聴率は10・9%。かろうじて2桁を死守した。

 それにしても、綾瀬がこれほど苦戦するとは意外である。

「好感度が落ちてきたという見方があります。綾瀬だって37歳ですからね、いつまでも天然キャラでは、なかなか厳しいという声もあります。加えて、若手も台頭してきていますから」

 まだある。

「CM出演本数が多すぎます。綾瀬は、ユニクロ、パナソニック、日本生命、キッコーマン、アリナミンといったCMに出続けています。露出が多すぎると、視聴者が飽きて飽きてしまうことがよくある。どんなに脚本家と監督がヒットメーカーでも、観客を呼べるかどうかは出演者によることが大きい。CMが多いことは必ずしも作品にとってプラスにならないこともあります」

デイリー新潮編集部

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