第1夜で、古家は『Proof』について「アルバムの全体テーマはBTSの過去と現在、そして未来。アルバム全体を通して聴くと、自分たちの過去と向き合っているし、これから訪れるであろう未来はこうであってほしいというメッセージを、しっかりアルバムの中に込めている。それが、新曲の『Yet to Come』であり、『For Youth』」と熱弁。
続けて「最初、楽曲のセットリストが出た時に、このアルバムで彼らはいったい何を表現したいんだろうと正直わからない部分があった。だけど、聴いて納得。しかも、歌詞を分析すると1曲1曲にすごく深い意味があって、この時系列だからこその過去・現在・未来を語れる、そうした思いが込められているアルバムに仕上がっているんだなぁと納得した」と語った。
続けて、アルバムタイトルの『Proof』という名前に込められた意味について「日本語で言うと“証拠”。彼らにとっての活動の証という風にも見えるし、自分たちの活動が先に進んでいって振り返ったときに、こんな約束をしていたよねというARMYの皆さんにとっての約束の証にもなるという感じがする。今回のアルバムを第1章の締めくくりとしたら、これから訪れるであろう第2章。第2章が始まったときに、きっと第1章を振り返る時が出てくる。そんな時にProofというアルバムのなかで、こんな風に言ってたじゃない?と、そういう風に振り返るものを、音楽として、形として残したかったのかな。だからこそProofというタイトルをつけたという感じがしました」と分析。
新曲「Yet to Come(The Most Beautiful Moment)」について、「人生で最も美しい瞬間というタイトルを付けた。でも、彼らにとってYet to Come(まだ来ていない)なんですよ。9年間全力で走って来て、自分たちは頑張っては来たけど、自分たちが求めてきた最も美しい瞬間にはたどり着いてないって歌。これだけ成功を収めたアーティストがこんなことを言えるなんてすごいなと。最高の瞬間はこれから迎えるのであって自分たちはまだ迎えていないから、これからも歌い続け、走るだけなんだ、こうしたことはなかなか言えないですよ」と感想を述べつつ、「第2章の幕開けも期待しながら、第1章の締めくくりである『Proof』を楽しんでほしいな」とリスナーに呼びかけた。
番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
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