「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会が12月7日におこなわれる。この日、「今年の一台」が決定する。第一選考では全45台のノミネート車から、「10ベストカー」が選ばれた。この中から選ばれるイヤーカーはどれか? 改めておさらいしよう。
2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカーは以下の通り。
スバル『レヴォーグ』
トヨタ『ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス』
日産『キックス』
ホンダ『フィット』
マツダ『MX-30』
アウディ『e-tronスポーツバック』
BMW『2シリーズ グランクーペ』
BMWアルピナ『B3』
ランドローバー『ディフェンダー』
プジョー『208/e-208』
BMWアルピナが初の10ベスト入り
トヨタ ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス
今年は国産車5車種、輸入車5車種が選ばれた。トヨタヤリスは、SUVのヤリスクロス、スポーツモデルのGR ヤリスを含めた選出となっている。
また今回、BMWアルピナが初めてノミネート、10ベストカー入りを果たしている。BMWアルピナはBMWから車体の提供を受け、独自のラインで生産する自動車メーカー。日本ではニコル・オートモビルズが輸入販売をおこなっている。
従来はノミネート車の基準に「年間の販売台数が500台以上見込まれている」ことが必要とされていたため、年間販売台数が300台程度のBMWアルピナはノミネート対象外だった。基準が変更されたことで少数生産の高級車やスポーツカー、電気自動車なども対象となり、評価すべき「良いクルマ」の幅も広がったというわけだ。
いずれも注目度、訴求力の高い10車種。この10車種の中から日本カー・オブ・ザ・イヤーが決定する。昨年度はトヨタ『RAV4』が頂点に輝いたが、どうなるか。
新たな4部門賞
また今回の「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」での新たな動きとしては、各部門賞の名称、選考基準が刷新された。新たな部門賞は、以下の4部門だ。
デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー(秀でた内外装デザインを持つクルマ)
テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー(革新的な環境・安全その他技術を備えたクルマ)
パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー(感動的なドライブフィールを味わえるクルマ)
K CAR オブ・ザ・イヤー(総合的に優れた軽自動車)※軽自動車のみが対象
これらの部門賞は、上記の10ベストカーからではなく、全45台のノミネート車から選ばれる。日本カー・オブ・ザ・イヤー、インポートカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した車種がダブル受賞、トリプル受賞する可能性もゼロではない。
最終選考会は12月7日、ライブ配信で
泣いても笑っても、最終選考会は12月7日。すでに選考委員60名による投票は終えており、あとは開票を待つのみ。今年はコロナ禍の影響を鑑み、最終選考会はオンラインで開催される。公式Youtubeでのライブ配信となるため、開票の様子を誰でも視聴することが可能だ。点数が読み上げられるドキドキ・ワクワクをぜひ味わって頂き、「今年の一台」が決まる瞬間を目に焼き付けてほしい。
2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー 最終選考会・表彰式
12月7日(月)17:00~
https://www.youtube.com/channel/UC3xov9Ckka3ZqZ-oYhha74A/
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December 05, 2020 at 10:00AM
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