今回、退職者から高い評価を得ている企業として、第1位にランクインしたのは、世界的コンサルティングファームであるマッキンゼー・アンド・カンパニーだった。同社は、出身者に著名な起業家や経営者が多いことでも知られている。
マッキンゼーの「元社員」の退職検討理由クチコミからも、退職後に活躍している OB・OGの多さから退職自体にマイナスイメージがなく、むしろ「卒業」と捉え賞賛される組織風土であることや、入社する時点で退職後のキャリアを見据えていることがわかるという。
マッキンゼーのコンサルタントだった男性は「マッキンゼーで出世するのではなく、退職後にブランドをどう活用するかが重要な会社なので、社員は基本どうやめるかが重要」といったクチコミを寄せている。
第2位はGoogle、第3位はプロクター アンド ギャンブル ジャパン(P&>)だったが、今回のランキングは、人材の流動性が高い外資系企業がトップ10の内7社を占める結果となった。
一方で、日系企業の中でも離職率が低い総合商社が2社ランクインしている。OpenWorkでの評価も高く「あまり辞めない」とされる総合商社の退職検討理由として、長期雇用を前提としたキャリアパス、配属リスク、年功序列の風土を挙げる声が見られたという。

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September 16, 2020 at 11:31AM
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