「オープン球話」連載第30回 ◆「初代監督」の噂の真相も語った楽天ベストナイン 【達川光男の「ささやき戦術」には手を焼いた】 【写真】美貌に釘付け!横浜DeNAのチアリーダーたち ――八重樫さんに選んでいたただく「球団別歴代ベストナイン」連載。今回は広島東洋カープ編です。古葉竹識監督時代の赤ヘル軍団から、カープ女子ブームに沸く近年の緒方孝市、佐々岡真司監督率いる現在まで、歴代の名選手を選んでいただきます。まずはピッチャーからお願いします! 八重樫 投手部門に関しては、以前発表した「全球団歴代ベストナイン」でも名前が浮かんだ北別府学を挙げたい。他には大野豊、黒田博樹と続くイメージなんだけど、僕が現役時代に対戦した印象が強くて、北別府を歴代ベストにしたいんですよ。80年代、古葉竹識監督時代のエースとして、強かったチームへの貢献度も大きいしね。 ――黒田投手もアメリカから帰国後、優勝に貢献しましたが、北別府さんは長きにわたってエースとして活躍を続けた印象がありますね。 八重樫 そうなんですよ。よく「コントロールがいい」って言うけど、阪神時代の江夏さん、広島の北別府にこそ、この表現が当てはまると思います。その日の審判のストライクゾーンを見極めたうえで、ギリギリのところに投げたり、あえてボールにしたり、自由自在にコントロールしていましたから。こんなピッチャーはいません。 ――わかりました。では、キャッチャーは? 八重樫 達川光男ですね。これもそんなに迷わなかったな。「江夏の21球」でおなじみの水沼四郎さんもいますけど、印象度で言えば達川のほうがインパクトがある。肩はそんなに強くないんだけど、捕ってからが速い。ピッチャーが普通のクイックで投げてくれたら、盗塁は刺せましたよ。それに何よりも、彼はしつこいキャッチャーなんです。バッターに対する話しかけもそうだし、野村(克也)さんに次ぐ「ささやき戦法」の使い手でしたよね。
――実際に八重樫さんがバッターボックスに入ったときには、どんな「ささやき」があるんですか? 八重樫 打席に入るでしょ。一打席目だと、「八重樫さん、こんばんは」って来るんです。だから、「何が言いたいんだ、お前」って返す。ピンチの場面では、ピッチャーに「さぁ、来い!」と気合いを入れた後、「インコースに行きますよ」ってミットを、僕の体の近くでパンパンって大きく鳴らしてアウトコースに投げてくる。わかっているんだけど、いろいろ考えさせられて迷っちゃうんだよね。こっちが集中しているときに絶妙なタイミングでささやいてくるんです。一度、大杉(勝男)さんが、頭にきて「うるせぇ、コノヤロー」って、バットのグリップエンドで頭を小突いたこともあったけど、それでも達川はめげていなかったよ(笑)。 【ショートは高橋慶彦で決まり。セカンドは現役のあの選手】 ――八重樫さんはキャッチャーとして「ささやき戦法」はしなかったんですか? 八重樫 ありますよ。巨人のキヨシ(中畑清)が「絶好調男」と言われて中心選手になっていた頃、「おい、キヨシ!」って呼びかけたんですよ。でも、彼は微動だにしない。打席に入ったら集中力が半端じゃないんです。だから、キヨシにささやくとしたら打席に入る前がいいんだろうけど、僕のキャラじゃないんでそこまではしなかったね。 ――では内野陣をお願いします。 八重樫 キヌさん(衣笠祥雄)は外せないですよね。最初はサードにしようと思ったけど、他の選手との兼ね合いで、まずは「ファースト・衣笠さん」が最初に決定しました。
"ベスト" - Google ニュース
August 27, 2020 at 05:53AM
https://ift.tt/31wyFN5
広島ベストナインを八重樫幸雄が選出。四番はミスター赤ヘルではない!?(webスポルティーバ) - Yahoo!ニュース
"ベスト" - Google ニュース
https://ift.tt/2qhuftC
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "広島ベストナインを八重樫幸雄が選出。四番はミスター赤ヘルではない!?(webスポルティーバ) - Yahoo!ニュース"
Post a Comment