デノンが昨年12月に発売した発売したサウンドバー「DHT-S216」が大ヒットしている。実売価格2万円台前半とサウンドバーとしてもエントリークラスという手軽に導入できる製品でありながら、デノンのサウンドマネージャー山内氏がサウンドチューニングを担当し、デノンらしく、かつHi-Fiオーディオの流れを汲んだサウンドを志向。横幅 890mm×高さ 66mmというサウンドバーで設置場所は薄型テレビの前になるだろうが、見方を変えればリビングや自室の“ベストポジション”に自然と設置されるスピーカーなのだ。
一方で音源の方でも、近頃は定額制の音楽ストリーミングが普及し、オーディオの世界にも浸透しつつある。スマートフォンのアプリやスマートスピーカーから音声入力でアクセスできる手軽さ、楽曲ラインナップの豊富さなどが魅力だが、さらに音質面でもCD並みのロスレス、48kHz/24bit 以上のハイレゾまで取り揃えたサービスが登場している。より良い音を手軽に導入できるという点は、まさにDHT-S216と共通するところだ。
そこで今回はDHT-S216で、アマゾンのロスレス/ハイレゾ音楽ストリーミングサービス「Amazon Music HD」を組み合わせて、サウンドバー+音楽ストリーミングの手軽でもハイクオリティな音楽リスニングに挑戦してみたい。
■まずはEcho Dotを組み合わせてセットアップ
DHT-S216でAmazon Music HDを聴くための準備を進めていこう。DHT-S216自体には残念ながらWi-Fiは内蔵されていない。だが、シンプルなサウンドバーだからこそモノは考えようで、外部入力でカバーすれば済む話。今回はAmazonのスマートスピーカーの「Echo Dot」を導入しよう。Echo Dotの販売価格は通常時は5,980円(税込)だが、セールやキャンペーンで大幅に安く購入できる機会も多いのでそのタイミングを狙いたい。
DHT-S216とEcho Dotの接続は3.5mm ステレオミニのケーブルで繋ぐのみ。その前に、Echo Dotのセットアップ時には音声が流れるので、Echo Dot単体で設定を済ませておこう。
Echo Dotのセットアップはスマホの“Alexa”アプリ経由で、Wi-Fi接続や利用する音楽配信を登録していく。世界中で高い人気を誇るEchoシリーズだけに、Amazon Music HD以外にも、Spotify/Apple Music/AWA/dヒッツ/うたパスと対応する音楽ストリーミングサービスの選択肢は豊富。あとは、Echo Dotと3.5mm ステレオミニのケーブルで接続すれば設置完了。Echo Dotはケーブル接続時は外部出力が優先されるので切り替えなどの設定は不要だ。
なお、DHT-S216は初期設定のまま利用すると、無信号入力時にオートスタンバイ機能が働き、約15分でスタンバイ状態に入る。Echo Dotと接続する際には、DHT-S216の設定としてリモコンの“NIGHT”ボタンを5秒以上長押しでオートスタンバイをOFFにしておくことを推奨したい。
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May 18, 2020 at 04:52AM
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“良い音”を“手軽に”がサウンドバーで実現!デノン「DHT-S216」で音楽ストリーミングを楽しもう (1/2) - PHILE WEB
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