これは以前にもこの場でお伝えしたことだが、『MLB.com』ではメジャーリーグの無期限中断を受け、試合のない日々のコンテンツを充実させる一環として、各球団のポジション別歴代ベスト5なる企画を連載している。
連載開始から捕手、そして一塁手とスポットが当てられてきたのだが、現地6日には二塁手が取り上げられ、各球団を担当する記者が自らの主観を交え、歴代二塁手のベスト5を選出している。
そういえばあの選手はレイズでプレーしていたな、と思ってレイズを担当するフアン・トリビオ記者の同日付で投稿した記事を一読してみると、案の定、そこには岩村明憲の名があった。
しかも1位のベン・ゾブリストに続く2位にランクインしている。以下、同記者による岩村評である。
J SPORTS 番組情報
2位:アキノリ・イワムラ 2007-09年在籍
主な実績: レイズ歴代選手中、打率7位
『イワムラはこのリストに名を連ねる残りの選手よりWARが高いわけではないが、彼が球団史上最も華々しい瞬間を彩った選手であるのは確かなところだ。
この日本人選手は、レッドソックスとの間で行われた2008年アメリカンリーグ優勝決定戦の第7戦で最後のアウトを記録し、レイズは球団史上初となるア・リーグのペナントを勝ち取ったのである。
あの瞬間以外でも、イワムラはフィールド上で卓越した選手だった。
レイズに在籍した3シーズンで、イワムラは打率を.281、WARを6.6とし、これには歴史的な2008年シーズンの3.1も含まれる。2009年のケガさえなければ、彼のWARは更に高かったはずであるが、それは推測の域を出ない。
しかし、我々に分かっているのは、イワムラがレイズのユニフォームを着てこのポジションでプレーした最高の選手の1人だったということである』。
ちなみにトリビオ記者の選ぶレイズの二塁手ベスト5は、1位から順番に、ベン・ゾブリスト、岩村明憲、ローガン・フォーサイス、ミゲル・カイロ、そしてブランドン・ロウとなっている。
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April 07, 2020 at 01:47PM
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