ダニエル・リカルド（ルノー）にとって、地元開催のF1開幕戦オーストラリアGPは、特別なレースだ。しかしリカルドは昨年、多忙なプロモーション活動とメディア対応のせいで、マシンに乗る前にエネルギーを使い果たしてしまっていたと認めた。
リカルドは、開幕戦に向けてより合理的なアプローチを採ることで、より多くのポイント獲得を狙っているという。
「毎年積み重なっていくものなんだ」とリカルドは話した。
「メルボルンについて、マーク・ウェーバーはちょっと愛と憎しみが入り混じっていると言っていた。言うまでもなく、ホームレースというのは素晴らしいものだ。だけどあまりにも忙しすぎて、それがやるべきことだと感じてしまう。多くの取り組みがあるんだ」
「それらの多くはポジティブなものだ。みんながそれに興味を持ち、好意的に見てくれているので、それら全てを止めにすることはできない」
「でも最終的には、レースに挑まなくちゃいけない。1月2日、3日からそれまで、僕たちは開幕戦に向けて心身ともに準備をしているんだ。1%でも他のことに心を奪われているように感じるのは、一種のフラストレーションだ」
「明らかに、昨年のレースは影響があった。言うまでもないけど責めている訳では無い。でも日曜日、完全にエネルギッシュで、頭がすっきりしていたと言えるだろうか？ いいや。だからもっと上手くやってみるつもりだ」
「今年はあまりそういう事はやらない。他のドライバー全員と同じように扱われるようにしたい。そして、ポイント獲得でシーズンを始めたいんだ。そしてレース後には、（メディアに）良いことを書いてもらう」
リカルドは、地元メディアとの妥協案として、フリー走行1回目の前にスカイダイビングをして、そのままマシンのコックピットに乗り込む可能性があるとジョークを飛ばした。
「金曜日の朝にスカイダイビングをするつもりだ。ガレージにまっすぐ入ってくるよ」
「クリスマスの時に、スカイダイビングのチケットを手に入れたんだ。コックピットに着陸して、すぐにトラックに出るつもりだ。メディアもそれを好きだろうし、クールだろうな！」
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March 01, 2020 at 05:35PM
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