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英語検定・就活本が上位に…大学生協ブックベスト10 - リセマム

 全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は、10大学の生協の書籍部で2020年2月に売れた本のベスト10を発表した。慶應義塾大学と名古屋大学はTOEIC対策本が1位にランクインし、他大学もトップ10入りしたほか、就活関連本も上位に入っている。

 北海道大学生協、東北大学生協、東京大生協、早稲田大生協、慶應義塾生協、名古屋大学生協、京都大学生協、同志社大生協、大阪大学生協、九州大学生協の全国10生協の書籍部は、今売れている本の「Book Best 10」を毎月紹介している。

 慶應義塾大学と名古屋大学の1位は、「TOEIC L&R TEST出る単特急金のフレーズ」(TEX加藤著)。九州大学は2位、北海道大学と京都大学は3位、早稲田大学は4位と、各大学で上位にランクインしている。

 就活関連の本も人気で、北海道大学は2位に「公務員試験速攻の時事 令和2年度試験完全対応」(資格試験研究会著)、5位に東洋経済新報社の「就職四季報 2021年版」、6位に「会社四季報業界地図 2020年版」が続いた。

 早稲田大学は、前月に引き続き就活関連本が多数ランクインしている。1位は「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集 2021最新版」(オフィス海著)、3位が「8割が落とされる『Webテスト』完全突破法1 2021年度版」(SPIノートの会著)、5位に「就職四季報 2021年版」、6位に「公務員試験速攻の時事 令和2年度試験完全対応」となった。

 東京大学の1位は、新書大賞2020で大賞を取った「独ソ戦」(大木毅著)。2位は「巴里マカロンの謎」(米澤穂信著)、3位には世界中で使われているノンネイティブのための英語論作文術の邦訳版「日本人研究者のための論文の書き方・アクセプト術」(エイドリアン・ウォールワーク著)がランクインした。新刊の「巴里マカロンの謎」は、九州大学で1位、名古屋大学で3位、京都大学で4位、北海道大学で8位になっている。

 同志社大学7位の「世界標準の経営理論」(入山章栄著)は、同志社生協の良心館ブック&ショップによると、832ページの大作ながら2,900円とお値打ち価格で、「経営理論のスタンダードになりそう」とコメントしている。

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March 30, 2020 at 07:45AM
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