塚本協子さんの遺影を掲げながら、記念撮影をする参列者=富山市湊入船町のサンフォルテで |
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富山でしのぶ会
国相手に選択的夫婦別姓を求めた初めての裁判で原告団長を務め、昨年九月に亡くなった塚本協子さん(富山市出身、享年八十四)をしのぶ会が二十九日、富山市湊入船町のサンフォルテであった。塚本さんと戦った元原告団の他、各地で相次ぐ別姓訴訟の弁護士や原告ら約五十人が、塚本さんへの思いをはせた。(向川原悠吾)
夫と事実婚状態だった塚本さんは二〇一一年、結婚後に同姓を強いる現行の民法が法の下の平等に反するとして、東京地裁に提訴。最高裁は一五年に塚本さんの訴えを退けた。
会は塚本さんが立ち上げた選択的夫婦別姓の実現を目指す「ななの会」などが開催。塚本さんが率いた原告団のうち、行政書士の小国香織さん(45)=東京都=とライターの加山恵美さん(49)=同=らがそれぞれ思い出を語っていた。
生前は「塚本協子で生き、塚本協子で逝きたい」と何度も唱えていた塚本さん。別姓を認める法律はまだ整備されておらず、小国さんは「願いをかなえられず、無念さが少しある」と悔しさをにじませていた。
一方で、最高裁の判決後、制度を求める声は各種の世論調査で賛成が多数派を占め、同様の裁判は各地で相次ぐ。こうした流れをつくった塚本さんの功績がたたえられていた。
四月に大阪高裁での裁判を控えている医師の恩地いづみさん(64)=広島市=は「塚本さんに会って訴訟に踏み切れた。今はさまざまな年代の人が求めている。塚本さんにもうすぐいいお知らせを報告したい」と投げかけていた。
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March 01, 2020 at 03:08AM
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昨年死去、選択的夫婦別姓の原告 塚本さんに良い報告を - 中日新聞
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