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伊東商、5年連続「ベスト100」 高校生ビジネスプラン・グランプリ:静岡(TOKYO Web) - 東京新聞

ベスト100入りしたビジネスプランを考えた生徒たち=伊東商業高校で

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 伊東商業高校(伊東市)の生徒が考えたビジネスプラン二案が、「第七回高校生ビジネスプラン・グランプリ」(日本政策金融公庫主催)で、入選に相当する「ベスト100」に選ばれた。同校は五年連続で複数のプランが入賞する全国でも唯一の快挙。地元企業などと協力してプランは実現しており、生徒の自信になるとともに、地域活性化につながる期待もある。 (山中正義)

 選択課題研究の授業「生活に役立つ経済学」を受講する三年生十九人が、五班に分かれて応募。書類審査で十一月下旬、伊東産のナマコを使った温泉まんじゅうを考案した班と、空き店舗が目立つ商店街でのアートイベントを企画した班が、入賞した。

 ナマコ温泉まんじゅうは、海岸に打ち上げられたナマコを見て「もったいない」と活用方法を思案。温泉地らしく、まんじゅうにすることを思い立った。地元の製菓店と協力して開発、粉末を生地に練り込むことでもちもちとした食感を実現した。製品化し市内などで販売している。ナマコに含まれるビタミンやコラーゲンといった美容効果のある栄養素も売りにし、二カ月で四千箱を売り上げる人気だ。

 商店街でのアートイベントは、シャッター街ににぎわいを取り戻すことと、芸術家に作品展示の機会を提供することを目指して、地元の街おこし団体と連携して企画した。伊東市の商店街の約五十店舗に協力してもらい、絵画などの作品を展示している。店舗から協賛金をもらう方式でビジネスとして成立させた。展示は来年一月五日まで。

 ナマコ温泉まんじゅうのリーダー石井美帆さん(18)は「物を売る大変さを実感した。商業高校ならではの体験だったし、コミュニケーションやプレゼン力も付いたので今後に生かしたい」と喜ぶ。アートイベントのリーダー佐々木優音(ゆうと)さん(18)は「地元にここまで関わったことはなかった。改めて魅力に気付き、伊東もまだまだやっていけると思った」と振り返った。

 ビジネスプラン・グランプリは全国四百九校から三千八百八件、県内からは過去最高の二十二校から五十四件の応募があった。伊東商業の他、島田工業高校が入選した。二十四日、静岡市葵区の県教育会館で県表彰式があり、関係者向けに入賞校の発表などがある。

ナマコの粉末を生地に練り込んだまんじゅう=伊東商業高校で

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商店街の店舗に展示された作品=伊東市のキネマ通り商店街で

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December 21, 2019 at 05:48AM
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